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第53話 三田にあった旗振山(はたふりやま)って何に?

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今の時代はスマホや携帯電話など多くの便利な通信手段がありますが江戸時代

先人たちは如何にして最新の情報を得ていたのか考えたことがありますか。

米の相場は大阪の堂島で開かれていましたがその相場を知るために三田の豪商

(屋号内神屋・神田惣兵衛など)は旗振山を活用して手旗信号で山から山へ伝えていたそうです。

 

三田の木器に羽束山(はつかやま・524M・通称クジラ山)がありますがその近くにある宰相山(500M)が通称旗振山(はたふりやま)と呼ばれ情報の伝達に利用されていたそうです。

その時代にどのようにして堂島の相場を伝達し三田の豪商が売り買いの指示をしていたのか見たいものですが不便な時代でも先人は工夫していたことから学びたいものです。

今の時代便利が良すぎて甘えていないか考えさせられますね。