有馬温泉で生まれたと言われる有間皇子(ありまのみこ)の父は第36代孝徳天皇であり母は今の西宮市山口町の豪族阿倍氏の娘小足姫(おたらしひめ)であった。
有間皇子は天皇になれる立場にあったが従兄であった舒明天皇の息子中大兄皇子(後の天智天皇)との政争に敗れて死刑となった悲運の王子である。
有間皇子の弟である定慧(じょうえ)が有間皇子を祀るために三田に金心寺を建立した。
戦国時代にお城が出来るまで三田は金心寺の門前町として栄えてきた、金心寺は今の屋敷町や有馬高校のところにあったと言われ礎石が発見されている。
礎石は有馬高校の正門と金心寺の境内で見ることが出来る。
写真は有間皇子の父、孝徳天皇が山口町を訪ねたことを示す記念碑です。
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