三田の桑原地区にある欣勝寺(きんしょうじ)には面白い民話が伝えられています。
その昔雷の子供がいたずらをして欣勝寺の井戸に落ちました。
住職が桑原地区には雷を落とさないという約束を取りつけて助けてあげたそうです。
それから桑原地区には雷は落ちなくなり落ちないお寺ということで受験生もお参りに来るようになりました。
全国的に雷が鳴ると「くわばら・くわばら」と言うのはこの桑原地区の話から来ていると言われています。
三田をサンダーつまり英語で雷を意味するところから有馬富士公園に
雷をモチーフにした「あそびの王国」が出来ましたのも不思議なつながりですね。
写真は欣勝寺と雷の子供が落ちた井戸です。
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