第9話で触れましたが江戸時代になって最初の三田藩主は
鳥羽からお国替えでやってきた九鬼久隆でした。
その後江戸時代が終焉を迎えるまで13人のお殿様が三田藩を
治めてきましたが何と13人の内7人が養子なんですよ。
ということは実子は6人しかいないということです。
その時代は折角生んだ男子でも病弱であったり若くして亡くなくなることが多く
立派に後継ぎ出来る実子が少なかったのですね。
養子のことではお家騒動でお国替えとなった綾部の九鬼藩にも助けてもらったようです。
三田藩の最後の殿様は九鬼隆義ですが彼も綾部から来た養子です。
養子として迎えた7人は次の藩から迎えました。
鳥取池田藩 大和柳生藩 宇都宮戸田藩 綾部九鬼藩
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