1万円札そして「学問のすすめ」などで有名な福沢諭吉は九州中津藩の大阪蔵屋敷で生まれました。
成長してから大阪の北浜で緒方洪庵が設立した「適塾」で主に蘭学を学び塾頭まで上り詰めました。
この福沢諭吉が三田と深く関係していたことをご存じでしょうか。
三田の偉人「川本幸民」と同年であり江戸で一緒に学んだ福澤諭吉の師である
緒方洪庵を通じて川本幸民と福沢諭吉との交流がありました。
福沢諭吉は江戸時代の終わりに三田を訪問しており三田藩最後の殿様
「九鬼隆義」に明治になってからの武士の生き方を伝授しています。
その影響で九鬼隆義は白洲退蔵らとともに神戸に出て「志摩三商会」を設立することになるのです。
写真は福沢諭吉が生まれた大阪の中之島にある中津藩蔵屋敷跡です。
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