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第34話 三田にも魚棚(うおんたな)があった?

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魚棚(うおんたな)というと明石が有名ですが明治初期の三田の古地図を見ると興味深いことに江戸時代から明治の初期にかけて車瀬橋・本町から妙三寺に抜ける細い路地に魚を売る行商が来ておりその場所は魚棚と呼ばれていたとのことです。

 

瀬戸内海で取れた魚は六甲山の「ととや道」を経由して有馬温泉・三田まで来ていたということですが新鮮さが勝負ですからどのように商売が成り立っていたのか興味深いですね。

 

因みに魚棚の傍には芸者さんが三味線のお稽古をしていたという三味線長屋があったという記録もありまた魚棚の近くの路地に「和昆布小路」もあったということです。

庶民の賑わいが感じられますね。