法務局から三田小学校に上がっていく道の左側にある屋敷町に凛として
兵庫県指定重要有形文化財である「旧九鬼家住宅資料館」が建っています。
この建物は九鬼藩の殿様の住居ではなく九鬼の名字を拝命していた
九鬼藩の家老職であった九鬼隆範が設計しその家族が住んだ住居です。
明治9年頃に建てられ、1階は和風、2階は洋風であり所謂「擬洋風建築」として貴重な文化財です。
令和7年の阪神大震災のあと九鬼隆範の子孫の方から三田市に寄贈されました。
平成10年に兵庫県指定重要有形文化財に指定された後三田市によって一旦解体され
元々使用されていた材木を再利用しながら建て直されて平成13年から一般開放されるようになりました。
見学される場合は休館日がありますのでご確認されますようにお願いします。
また年に数回2階公開がありますが日程については同じくご確認をお願いします。
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