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第12話 戦後初めての公選で選ばれた神戸市長はなんと三田出身?

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明治に入り多くの三田藩士が神戸に進出しましたが小寺謙吉は明治10年に

小寺泰次郎の長男として神戸の相楽園(蘇鉄園ともいう)に生まれました。

小寺謙吉は海外留学の経験も豊富であり明治41年には31歳の若さで衆議院議員に

当選し明治45年には故郷に念願の三田中学校(現三田学園)を創設しました。

 

そして戦後昭和22年には初の選挙により第11代神戸市長選挙で選ばれたのです。

彼は大正12年の関東大震災では多数の東京の大学にたくさんの図書を寄贈しました。

早稲田大学はその図書を「小寺文庫」と呼んで功績を讃えています。

相楽園は現在神戸市の財産で場所は兵庫県庁に近くにあり庭園や花がとても美しい所です。

写真は小寺謙吉が生まれた相楽園の正門です。