著名な洋画家小磯良平のルーツが三田にあることをご存じでしょうか。
小磯良平は三田藩士岸上角次の孫、岸上良平として明治36年に神戸に生まれました。
小磯吉人(大日本製薬社長)とその妻英子に子供がいなかったこともあり養子となりましたが、英子は小寺謙吉の姉であったため小寺謙吉の甥の立場にもなりました。
小磯良平が東京美大で美術を学ぶにあたっては住居や金銭面で小寺謙吉の大いなる援助があったと考えられます。
在学中の大正15年に「T嬢の像」が特選となり名前が知られるようになりました。
平成4年神戸市に遺族から作品の寄贈があり神戸市六甲アイランドに小磯記念美術館が完成しました。
写真はその小磯記念美術館です。

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2024年07月17日

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