第13話で説明した青野ダムは兵庫県の管轄ですが平成3年に完成した大川瀬ダムは国が管轄しています。
大川瀬ダムは武庫川水系ではなく加古川水系であり東条川を経由して加古川に流れ込んでいます。
篠山の川代ダムから水管で送られてきた水が大川瀬ダムに貯水され主に
播州方面の播州米、山田錦米などの農業用水として利用されています。
一方大川瀬ダムから三木市の吞吐(どんと)ダムを経由し明石海峡大橋の
下の管を通して川のない淡路島の水道水としても送られています。
明石海峡大橋は車が通るだけではなく水の輸送にも役立っているのです。
写真は最近大川瀬ダムウオークの時ものです。
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